※Newsweek 2021.04.03 2019年4月、インドのマハラシュトラ州のサトウキビ農園で働く数千人の女性たちが不必要な子宮摘出術を受けさせられている事実が発覚し、スキャンダルとなった。

女性たちが十分な知識を持たないことに付け込み、健康診断などの際に子宮摘出が必要だと信じ込ませていたという。

かつて医師たちの稼ぎの中心は中絶手術だったが、避妊が比較的容易になったことで、子宮摘出が新たな儲けの手段になったようだ。

その標的として、農園の女性は最適だった。

大規模農園の多くは法規制を無視した違法状態にあり、労働組合や社会・医療保険もない。

また過酷な肉体労働で、医師を頼る機会も多かった。

農園の請負業者にとっても、月経を止めて生産性を向上させる子宮摘出は都合がいい。

こうした虐待行為は、インド経済の民営化と自由化で、過剰な利益追求が広がるにつれて多く見られるようになった。

同地の貧困問題は深刻で、劣悪な労働環境ながら人々には農園での仕事以外の選択肢がない。

また事件後も、政府は具体的な法律や処罰を制定しておらず、金儲けのために女性の体が傷つく状況が改められる見通しは暗い。

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