報道の通り、「週刊文春」編集部は、4月1日、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長名で、「週刊文春」4月8日号及び3月31日配信「文春オンライン」が報じた開会式の演出案を巡る記事について抗議と雑誌の発売中止と回収などの要求を受けました。

)、及び3月31日に文春オンラインに「スクープ速報」として配信した「『AKIRA』主人公のバイクが…渡辺直美も絶賛した「MIKIKO チーム開会式案」の全貌」の2つです。

 組織委員会の要求は以下の通りです。

1.本件記事が掲載されている週刊文春4月8日号を直ちに回収し、今後の販売を中止すること 2. 本件ネット記事を直ちに削除すること 3. 保有している内部資料を直ちに廃棄し、今後、その内容を一切公表しないこと 「週刊文春」はこれらの要求に応じることはできません。

その理由は以下の通りです。

 まず、東京オリンピックは、日本国民の多額の税金が投入される公共性、公益性の高いイベントです。

日本で開催されるこのイベントが、適切に運営されているのか否かを検証、報道することは報道機関の責務です。

中略  小誌は、こうした不当な要求に応じることはできません。

 東京オリンピックは、誰のためにあるのか。

組織委員会や電通、政治家など利益を得る一部の人々のために、オリンピックがあるのではないか。

「週刊文春」は、組織委員会の要求を拒否し、今後もオリンピックが適切に運営されているのか、取材、検証、報道を続けてまいります。

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