米大手のデルタ航空は3月31日、新型コロナウイルス予防策として打ち出していた3列席などの中央の座席の提供中止を廃止し、 5月1日から全座席の利用を開始するとの方針を明らかにした。

中央の座席の利用禁止は、新型コロナ対策の物理的な対人距離の一定の確保を図るための措置。

今回のデルタ航空の方針発表で、米国の主要航空会社による機内におけるこの種の対策に終止符が打たれることになる。

デルタ航空のエド・バスティアン最高経営責任者(CEO)は、2019年に同社を利用した乗客の65%は 今年5月1日までに少なくとも1回のワクチン接種を受けるだろうと予想した。

他の主要航空会社では、サウスウェスト航空が昨年12月に冬季の旅行シーズンをにらんで、真ん中の座席の利用中止を撤回。

ジェットブルーは同月に提供の座席数を増やし、今年1月までには全座席を売り出していた。

アメリカン航空は昨年の夏に座席の利用制限を撤廃。

ユナイテッド航空はこの種の対策を導入していなかった。