愛知県の大村秀章知事の解職請求(リコール)運動をめぐる不正署名問題で、愛知県警は24日、地方自治法違反容疑で、県内の市区町村選挙管理委員会を家宅捜索した。

 名古屋市中川区選管には午前10時20分ごろ、捜査員らが入り、リコール団体が提出した約1万8400人分の署名簿を押収した。

県警によると、数日間で64カ所の選管を捜索する見通し。

 県選管によると、提出された約43万5000人分の署名のうち、約36万2000人分が有効と認められない内容だった。

県選管は今月、地方自治法違反容疑で県警に刑事告発し、受理された。

 リコール運動は、「あいちトリエンナーレ2019」の企画展で展示された作品をめぐり、知事の対応を批判する美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長らが展開。

高須氏やリコール団体の事務局幹部は取材に対し、関与を否定している。

(2021/02/24-11:51) 2021年02月24日11時51分