メディアミックスの理想形?! Awesome City Clubの底力 2/23(火) 0:00 Billboard JAPAN  2021年2月22日付のJAPAN Hot 100で、Awesome City Clubの「勿忘」が10位にチャートインしている(【表1】)。

この曲は大ヒット上映中の菅田将暉と有村架純がW主演している映画『花束みたいな恋をした』のインスパイアソングとして書き下ろされた楽曲。

2月10日リリースのアルバム『Grower』に収録されているが、1月27日から先行配信された。

 主題歌やイメージソングといった映画とのタイアップは特に珍しいわけではないが、無理やり取ってつけたようなタイアップが存在することも確か。

しかし「勿忘」に関してはインスパイアソングとなっており、映画の内容とリンクするような歌詞や切ないメロディが、映画を観たユーザーにしっかりと届いたということだろう。

もともと彼らの楽曲がカラフルで映像的な印象があったが、アーティスト特性の角度からも見事にハマったといえる。

 グラフを見てみると、ストリーミングが2/8付で58位、2/15付で14位、今週が8位と一気にポイントを伸ばしているのが特徴だ。

コアファンだけでなく、映画からの流れで興味を持ち、ストリーミングで聴いたというグレーユーザーの比率が多いことが予想される。

また、動画再生数も2/8付で81位だったのが、2/15付で46位、そして今週は21位にまで急上昇している。

映画絡みの楽曲と動画再生数の相性がいいのはもちろんだが、すでにこの曲のカヴァー動画がYouTubeに多数アップされていることによる拡散も、大きな要因となっているだろう。

その根底には楽曲の良さがあるのはもちろんだ。

 映画のタイアップを軸にしたメディアミックスというと、一昔前ならテレビやラジオが主流だったが、今はそれらに加えてストリーミングやYouTube、そしてその先にあるTikTokなどのSNSをいかに攻略するのかがひとつの指標になってきている。

(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。

) Text:栗本斉