下野新聞2021年2月23日(火) 足利市西宮町の両崖山山頂付近で21日に発生した山林火災は22日、梅の名所「西渓園」の北側までの約10ヘクタールで延焼が続いている。

市は22日午前10時すぎ、県を通じて自衛隊に災害派遣を要請。

早朝から活動していた本県や茨城、埼玉の3県の防災ヘリに加え、正午ごろから日没まで自衛隊ヘリ2機が散水を行った。

地上部隊は、同市消防本部が2日間で職員と消防団員を合わせて述べ310人を動員。

急斜面に総延長2・3キロのホースをつないで消火に当たった。

22日は鎮圧できず、午後8時までに消火活動を打ち切った。

23日も午前6時半以降、消火活動を行う予定。

また同市は22日午前8時、同所の市さいこうふれあいセンターに避難所を開設した。

周辺登山道を入山規制し、付近の住民に自主避難を呼び掛けた。

同所、会社員女性(47)は「現場まで距離があると思っていたが、帰宅したら状況が変わっていて不安。避難の荷造りをするにも最悪の事態を考えたら、何を入れたらいいのか」と困惑していた。