野球美女・笹川萌さんは年明けにCMデビュー、今春からYouTuberに転身する ムコウズ女子野球部・笹川萌さん【写真:小谷真弥】 OL野球女子として話題の笹川萌さんが、本格的に野球YouTuberデビューした。
2019年に公開された美女左腕の動画が520万回を超える大ヒット。
昨年末で自動車機器メーカーを退職し、年明けにテレビCMデビューした。
草野球界で注目を集める25歳の素顔に迫り、その魅力や今後の夢を聞いた。
【動画】野球美女・笹川萌さんがバッキバキの腹筋を披露! 晴天に恵まれた2月の土曜日。
笹川さんはムコウズ女子野球部の一員として、滑らかな投球フォームからキレのある球を投げ込む。
相手打者は全員男性だ。
「楽しいですね。男性相手に投げるのも楽しいです。(メンバーには)小学生の時しかやってこなかった子もいる。フライが取れるようになった、ヒットを打てるようになった。そういうのを見るのも楽しいです」。
内角ストレートで見逃し三振を奪うと、マウンド上で笑顔満開だ。
男性顔負けの野球選手だ。
横浜隼人高1、2年時に投手として全国優勝。
最速130キロ弱を記録した直球の最速は「今は120キロいかないぐらい」だが、右打者の懐をえぐるクロスファイヤーが魅力だ。
カーブ、スライダー、チェンジアップと球種も多彩。
尚美学園大では4年時には打者として全国制覇に貢献。
社会人になってから再び野球熱に火が付いた。
「大学4年生で野球を辞めようと思ったんですけど、会社の同僚に草野球に誘われて……。そこからハマってしまいました」。
週末は自宅のある横浜市から愛車を走らせて、都内や千葉。
大阪まで足を伸ばすこともある。
「投手はとにかく下半身トレーニングが必要。体型が女の子らしくなれないところが嫌だなと思いつつ……。ダイエットもしたいですけど、ダイエットしたら球が速くならないと思いながらご飯を食べています」。
腹筋は硬く縦に割れ、二の腕には力こぶができる。
野球に情熱を注ぐが、素顔は25歳の女性そのものだ。
肌身で感じる女子野球の可能性「たくさんの方に女子野球を知ってもらいたいです」 ムコウズ女子野球部・笹川萌さん【写真:小谷真弥】 脱サラして女子野球で日本一を目指す「amazing(アメージング)」に加入。
YouTuberとして本格的に活動する。
野球少女だった頃から思い描いていた夢を実現させるためだ。
「中学まで男子に交ざって。高校、大学と女子野球をやってきたんですけど、まだまだ普及していないなと感じています。もし自分に女子野球を普及できる力があるなら、そこに挑戦してみたいです」 これまでYouTube動画がヒットし、草野球の対戦相手からは「今日、萌ちゃん投げるんでしょ?」と注目の存在となった。
最近では町中でも声をかけられるという。
「新大阪の駅で色紙を持っているファンの方もいて。『うそぉ~』って嬉しかったです」。
西武、阪神が女子硬式野球チームを設立した。
「硬式のボールでキャッチボールすると痛みが出て……。入るのは難しいと感じてますが、あのユニホームでプレーするのは楽しそうだなとすごく思います」。
女子野球が盛り上がる可能性は感じている。
憧れの選手はエンゼルス・大谷翔平投手だ。
「投げて打つ姿をすごい憧れます。羨ましいです。私は投手が好きなので、チームの勝利へ引っ張っていけるような、背中で見せられる選手になりたいです」と目を輝かせる。
「(草野球メンバーは)みんな趣味のように楽しんでいる。たくさんの方に女子野球を知ってもらいたいです」。
笑顔の一投一打で野球の魅力を伝えていく。
◇笹川萌(ささがわ・もえ)1995年5月19日、神奈川・横浜市生まれ。
小学2年から山手メイツで投手として野球を始め、中学校では横浜ベースボールクラブサムライでプレーした。
横浜隼人高では女子硬式野球部1、2年時に全国制覇を経験。
尚美学園大の女子硬式野球部では左肩を故障する1年まで投手。
2年生から一塁手でプレーした。
4年時の大学選手権では主に「6番・DH」として活躍して全国優勝した。
自動車機器メーカーの営業職として勤務。
20日にYouTubeチャンネル「笹川萌」を開設した。
身長164センチ。
遠投は80メートル。
50メートル走は6秒9。
好きな芸能人は小栗旬と山田孝之。
好きな食べ物は焼き肉(カルビ)。
2019年に公開された美女左腕の動画が520万回を超える大ヒット。
昨年末で自動車機器メーカーを退職し、年明けにテレビCMデビューした。
草野球界で注目を集める25歳の素顔に迫り、その魅力や今後の夢を聞いた。
【動画】野球美女・笹川萌さんがバッキバキの腹筋を披露! 晴天に恵まれた2月の土曜日。
笹川さんはムコウズ女子野球部の一員として、滑らかな投球フォームからキレのある球を投げ込む。
相手打者は全員男性だ。
「楽しいですね。男性相手に投げるのも楽しいです。(メンバーには)小学生の時しかやってこなかった子もいる。フライが取れるようになった、ヒットを打てるようになった。そういうのを見るのも楽しいです」。
内角ストレートで見逃し三振を奪うと、マウンド上で笑顔満開だ。
男性顔負けの野球選手だ。
横浜隼人高1、2年時に投手として全国優勝。
最速130キロ弱を記録した直球の最速は「今は120キロいかないぐらい」だが、右打者の懐をえぐるクロスファイヤーが魅力だ。
カーブ、スライダー、チェンジアップと球種も多彩。
尚美学園大では4年時には打者として全国制覇に貢献。
社会人になってから再び野球熱に火が付いた。
「大学4年生で野球を辞めようと思ったんですけど、会社の同僚に草野球に誘われて……。そこからハマってしまいました」。
週末は自宅のある横浜市から愛車を走らせて、都内や千葉。
大阪まで足を伸ばすこともある。
「投手はとにかく下半身トレーニングが必要。体型が女の子らしくなれないところが嫌だなと思いつつ……。ダイエットもしたいですけど、ダイエットしたら球が速くならないと思いながらご飯を食べています」。
腹筋は硬く縦に割れ、二の腕には力こぶができる。
野球に情熱を注ぐが、素顔は25歳の女性そのものだ。
肌身で感じる女子野球の可能性「たくさんの方に女子野球を知ってもらいたいです」 ムコウズ女子野球部・笹川萌さん【写真:小谷真弥】 脱サラして女子野球で日本一を目指す「amazing(アメージング)」に加入。
YouTuberとして本格的に活動する。
野球少女だった頃から思い描いていた夢を実現させるためだ。
「中学まで男子に交ざって。高校、大学と女子野球をやってきたんですけど、まだまだ普及していないなと感じています。もし自分に女子野球を普及できる力があるなら、そこに挑戦してみたいです」 これまでYouTube動画がヒットし、草野球の対戦相手からは「今日、萌ちゃん投げるんでしょ?」と注目の存在となった。
最近では町中でも声をかけられるという。
「新大阪の駅で色紙を持っているファンの方もいて。『うそぉ~』って嬉しかったです」。
西武、阪神が女子硬式野球チームを設立した。
「硬式のボールでキャッチボールすると痛みが出て……。入るのは難しいと感じてますが、あのユニホームでプレーするのは楽しそうだなとすごく思います」。
女子野球が盛り上がる可能性は感じている。
憧れの選手はエンゼルス・大谷翔平投手だ。
「投げて打つ姿をすごい憧れます。羨ましいです。私は投手が好きなので、チームの勝利へ引っ張っていけるような、背中で見せられる選手になりたいです」と目を輝かせる。
「(草野球メンバーは)みんな趣味のように楽しんでいる。たくさんの方に女子野球を知ってもらいたいです」。
笑顔の一投一打で野球の魅力を伝えていく。
◇笹川萌(ささがわ・もえ)1995年5月19日、神奈川・横浜市生まれ。
小学2年から山手メイツで投手として野球を始め、中学校では横浜ベースボールクラブサムライでプレーした。
横浜隼人高では女子硬式野球部1、2年時に全国制覇を経験。
尚美学園大の女子硬式野球部では左肩を故障する1年まで投手。
2年生から一塁手でプレーした。
4年時の大学選手権では主に「6番・DH」として活躍して全国優勝した。
自動車機器メーカーの営業職として勤務。
20日にYouTubeチャンネル「笹川萌」を開設した。
身長164センチ。
遠投は80メートル。
50メートル走は6秒9。
好きな芸能人は小栗旬と山田孝之。
好きな食べ物は焼き肉(カルビ)。